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【  2016年10月  】 

40話

第2章

2016.10.30 (Sun)

梨々香一人の問題じゃない。藤宮家相手に類一人の力じゃ太刀打ち出来なかったが、花沢家が動き出せば問題ではなくなる。「でも・・・花沢は花沢の利益になることでしか動かないからな…それまでは俺が出来ること…」常軌を逸してる梨々香の刺激になるようなことはしないことだな…。類が考え込んでいると秘書が申し訳なさげに声をかけてきた。「類様、今回は出すぎた行動をしてしまい、まことに申し訳ございませんでした」類はちらり...

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39話

未分類

2016.10.29 (Sat)

「類、藤宮商事の株を買い漁ってるようだな。それから不正取引の資料もあるとか…」「別に」あれほど父親には言うなと言ったのに秘書が口を割ったのか。父親の静かな口調に類は感情を探れず苛立った。「藤宮の乗っ取りは感心しないな。」「なぜです?商船関連が全て手に入るのに」「負の遺産まで引き受けるほどの利益はない。」 父親は葉巻を眺めながら類をたしなめた。「なのに息子の俺を差し出すおつもりですか?」「結婚など道具...

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38話

第2章

2016.10.29 (Sat)

「えぇ!?そ、そんなに・・・」進の手術は無事済んだが治療費や事故に伴う損害賠償の請求額に両親は気が遠くなり座り込んでしまった。「つくし、うちにはこんなお金ないのに。どうしよう」「パパは?」「手術が無事終わってすぐ出稼ぎ先に戻ったわよ。少しでも稼がないと」つくしは母親から請求書を受け取るとその金額に眩暈がした。「もうすぐ高校卒業だから。。大学へは行かない。すぐに働くから。英徳卒業だったら就職先もある...

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37話

第2章

2016.10.29 (Sat)

高速を走る車の中でどこへ向かってるのかつくしは何も聞かなかった。聞いてしまえば終わりのような気がして、何も聞かなければこのまま類と居れそうな気がしたから。その時、つくしの携帯のバイブが鳴った。「え!?進が!?ママ落ち着いて・・うん。すぐ行くから」つくしの顔が一気に青ざめていく。「何があった?」電話を切ったつくしに類が尋ねるも動揺してるのか言葉にならないといった様子で震えていた。「進が・・・事故に遭...

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36話

第2章

2016.10.28 (Fri)

「結局総二郎は1人か」類の婚約披露パーティーに無理矢理連れて来られたつくしは慣れないドレスを引きずりながらあきらの横に辿り着いた。「み、美作さん、ちょっと、待ってよ。はぁ」「牧野のそのドレスいいと思うけどなぁ。ま、本人が着こなせればの話だけど」「は!?美作さんがこれ着ろって持ってきて無理矢理連れてきたくせにその言い草はないんじゃないのー!?」ムッとして睨むとあきらはクスクス笑って類がいる方を見た。...

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35話

第2章

2016.10.27 (Thu)

「なぁ牧野、本当にNYに来る気ないか?別に俺とどうこうっていうんじゃなくて・・・」「・・・でもさ、なんだか逃げるみたいじゃん。日本に残るよ。私らしく前向いて必死に生きてくよ!でもありがとね、道明寺」「分かった。これ以上は俺も何も言わねぇけど・・・俺は牧野が好きだ。だからいつでも力になりたいと思ってるし・・・」「ふふっ、道明寺がこんな風にちゃんと話せるなんておかしい」クスクスと笑うつくしに司は顔を赤く...

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34話

第2章

2016.10.26 (Wed)

「あーぁ!やってらんねー」「なんだよ、呼び出したくせに何処行ってたんだよ。っつか何荒れてんだよ」あきらの家に呼び出された総二郎は珍しくあきらが悪態をついていることに驚いた。「どうもこうもねぇよ!あの梨々香ってやつ、俺が調べ回ってるのに気付いて部下たちに脅しかけやがった」「は!?それじゃおまえ、親父さん黙ってねぇだろ?」「それがだよ、その前に俺の親父に資金提供してやがって今回のことは俺が下手に嗅ぎ回...

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33話

第2章

2016.10.26 (Wed)

泣き疲れて眠るつくしの横顔をベッドの脇に座りながら見つめる司はやりきれない思いでいっぱいだった。「俺が・・・ちゃんともっと牧野と向き合っていれば」いつしか心が離れた俺と牧野はそのまま別れた。だけどそれさえリアルに感じずいつでも戻れるような気さえしていた。いつものように怒鳴りあってバカ言って笑って・・・でも気付いたら俺のいた場所には類がいた。俺が入り込む隙などどこにもなかった。結局俺はババアの前に屈...

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32話

第2章

2016.10.26 (Wed)

「よっ!ちょっとメシでも行かね?」「西門さん!?」バイト帰りの優紀をお店の前で待っていた総二郎は優紀にヘルメットを渡した。「え・・・あの、バイク・・・?」後ろには女は乗っけないって・・・。エンジンをかけ大きな音がして優紀の声は聞こえてない様子で早く後ろには乗るよう総二郎は優紀に促した。おずおずと総二郎の後ろに乗ると慣れない優紀に総二郎は手をぐいっと自分の腰に回した。「しっかり掴まってて」「は、はい...

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31話

第2章

2016.10.25 (Tue)

「はぁはぁ・・・っ・・・」どれぐらい走っただろう。何かに躓いてつくしは転んでしまった。「痛っ・・・はぁ・・・」雨に打たれ体が冷えて感覚が鈍い。膝から流れる血が雨に流されていく。雨脚は強くなる一方でつくしはもう全身ぐっしょりとずぶ濡れだった。「ははっ・・・何、期待してたんだろ。」類と梨々香がキスをしていた光景がつくしの頭から離れない。「なん・・・で、あんな現場見ちゃうかな私。間が悪すぎ。あんなの・・...

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プロフィール

MIYABI

Author:MIYABI
花より男子の二次小説サイトへようこそ!

基本的にCPは類とつくしです。
たまに総二郎×優紀も書きたいかな?と考えています。

ドラマよりの類になると思いますが
その辺りは柔軟に・・・。

管理人の妄想炸裂ですので
イメージ壊したくない!って方はご遠慮下さい^^;
趣味で書いてるので誹謗中傷や批判などもご遠慮下さい。
応援は大歓迎です!

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