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【  2016年07月  】 

171話

第十六章 渇望

2016.07.31 (Sun)

「ふーん。花沢類ね。婚約は確実なわけ?」「さぁ。確か一般人の婚約者がいるとかいたとか言われてますけどね」村岡は煙草を吸いながら新聞に載ってる花沢類のニュースを読んでいた。「ま、肝心の牧野がどこにいるか分からねーからな。会いたくても会えねーか」「は?村岡さんの恋人ですか?」一緒にいた部下が訊ねるも村岡は答えず新聞に目を落とした。「そういえば村岡さん、ロス本社に移動って本当にですか!?」 「いや、辞令...

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170話

第十六章 渇望

2016.07.31 (Sun)

ドンドンドンッ!アパートの部屋のドアを激しくノックされさすがのつくしもびくついた。日本ならフライパン持ってドアを開けるけどここはアメリカだ。ど、どうしよう。居留守使った方が良い?ビクビクしながらドアに近づくと「つくし!!いるのー?滋ちゃんだよ~ん」拍子抜けするくらい明るい元気な滋の声に思わずズッコケそうになるつくし。ガチャガチャ「し、滋さん?」「つくしぃ~!やだ!痩せちゃって、、もう何でアメリカ来...

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169話

第十五章 慟哭

2016.07.31 (Sun)

「類さん、マスコミったら憶測で記事を書くんで困ったものですね」そう言いながらどこか嬉しそうな翔子を類はチラリとも見なかった。「類さん?」「あぁ・・・何?」全く翔子の話を聞いてない類の態度に翔子は不満気だった。「お願いがあるんです」「お願い?」「前の婚約者の方に贈ったって言われてるあのダイヤの指輪・・・処分なさって下さりましたか?」あまりに不躾な内容だったが類は相変わらず表情を変えなかった。「仕事が...

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168話

第十五章 慟哭

2016.07.30 (Sat)

眠るのが好きだった。毎日何時間でも眠れた。そんな日々が懐かしい。今は眠るのが怖い。汗びっしょりになって目を覚ます。暗闇の中で牧野が笑っているのに手を伸ばしても届かない。どんなに叫んでも牧野は俺に気付かず遠ざかっていくんだ・・・。覚えてるのは牧野の最後の笑顔。どんな想いで笑顔で俺を送り出したんだろう。俺はそんな笑顔を覚えていたくないのに。どこにも逃げ場がないんだ。起きていればいつも牧野の気配を探して...

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167話

第十五章 慟哭

2016.07.30 (Sat)

高級ホテルのスイートで優紀は総二郎と過ごした。「ん・・・優紀。」「呼び捨てなんてくすぐったいです」「俺にしか呼び捨てで呼ばせないで」総二郎がなんだかいつもの余裕ある感じじゃなくて思わず可愛いと思って笑みがこぼれる。「西門さんしか名前呼ぶ人はいないですよ」「はぁ・・・。今日はごめん」ごめんと呟かれその意味を聞き返すのが怖くて優紀は黙りこむ。総二郎はそんな優紀に気付かず話を続けた。「久々だったし手加減...

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166話

第十五章 慟哭

2016.07.30 (Sat)

「何やってんだよ。牧野」総二郎は半年経ってようやくその事実を知った。あきらも最近知ったようで首を振る。「総二郎、類がここのところ海外事業の展開に躍起になってたのは牧野のせいだろうな」「俺らに何の相談もなく・・・類のやつ・・・」「言えなかったんだよ。今回はただの喧嘩別れとかじゃないみたいだしな」「それでも俺ら親友じゃねぇのかよ」「だからこそ言えなかった類の気持ちも察してやれよ。」「・・・はぁ・・・な...

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7/30 お知らせです

*お知らせ*

2016.07.30 (Sat)

こんばんは♪こんなサイトにも毎日読みに来てくださる方がいてコメントも書いて頂いて、本当に嬉しい限りです。きっとコメント下さる方がいなければここまで書き続けれたか分からないです。いつも本当にありがとうございます!お知らせですが、3日ほど更新が今までのように出来ないかもしれないです。今、毎日1・2話UP出来るように書き溜めています。ですが執筆が追いつかなければUP出来ない日もあるかもしれません(;д;)PCを持っ...

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165話

第十五章 慟哭

2016.07.29 (Fri)

アジア地域の医療参入が上手くいき、続いてはインドや南米の鉄道事業への参入も表明。花沢物産グループでそれぞれの分野で大きく動いたこのニュースは日本だけでなく世界中に瞬く間に広がった。それを実現させるには冷酷な事も数々してこなければならなかったことはF4の皆もよく分かっていたから花沢物産のニュースには驚いていた。あの道明寺でさえ類の奇行とも思える行動に何かあると思っていた。「類様、これはものすごい大成功...

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164話

第十五章 慟哭

2016.07.29 (Fri)

「ふぅー!片付いたかな」私、牧野つくしはアメリカのボストンに来ている。語学留学のためにやってきたのだ。英語をもっと勉強しようと思ったのは仕事でも役立つし、いつか類と海外で暮らすことになれば絶対必要だからだ。今はもう類との未来はなくても・・・勉強をすることに意味はあると思うから。世界が広がるから・・・。「それにしてもボストンって家賃高っ。アメリカって日本より家賃安くて広いイメージだったのに」1ベッド...

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163話

第十五章 慟哭

2016.07.29 (Fri)

どれくらいの時間をそうしていただろう。床がやけに冷たく感じる。月の明かりが差し込んで類の顔を照らし出す。「はぁ・・・」溜息をついて立ち上がりドアを閉めた。自分のベッドの上に一通の封筒が置いてあるのが目に入った。それを手に取り中の手紙を取り出す。でも読む事が怖くて躊躇する。それでも、もしかしたら希望がそこに書かれてあるかもしれない。ー花沢類へーこれを読んでいる頃には、私はもう花沢家を出ていると思いま...

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プロフィール

MIYABI

Author:MIYABI
花より男子の二次小説サイトへようこそ!

基本的にCPは類とつくしです。
たまに総二郎×優紀も書きたいかな?と考えています。

ドラマよりの類になると思いますが
その辺りは柔軟に・・・。

管理人の妄想炸裂ですので
イメージ壊したくない!って方はご遠慮下さい^^;
趣味で書いてるので誹謗中傷や批判などもご遠慮下さい。
応援は大歓迎です!

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